インタビュー
この仕事に転職してから何年になりますか？
２０００年に転職しましたので、丁度丸９年になります。
転職する前は、どんな仕事をしていましたか？
大学卒業からずっと、地方銀行で営業マンをしていました。
この仕事を選ぶきっかけや決め手になったことはなんですか？
大きな理由は２つありました。
当時、銀行の営業マンとして、勿論ずっと仕事を続けていこうと考えていたのですが、正直銀行には様々な矛盾も感じていました。
銀行の存在意義として、本来は困っている企業に融資を行うのが営業マンの使命であるにも関わらず、様々な規制で思うようにそれが出来ない。そして銀行の中では、一人一人の営業マンがいかに努力して成果を上げたとしても、それをきちんと評価、つまりは給与に反映される仕組みが整っていない画一的な仕組みにも矛盾を感じていました。
そんな中、採用担当の方から様々なお話を伺う中で、仕事に対する使命感や成果に対する評価など、自分の抱えていた矛盾を、この仕事であれば解決してくれると確信したことが大きかったです。もう一つの理由として、当時丁度自分の父親が癌になったことも大きかったですね。
当時父には、毎月１２万円もの掛け金で加入していた生命保険があったのですが、何故かその時保険金が支払われなかったんですね。当時の私には、その理由が全く分かりませんでした（笑）ただその時、本当に困った時、必要な時に支払われるはずの保険が、きちんと機能していないことに大きな矛盾を感じ、本来あるべき保険商品の存在を切望したことを強く記憶しています。この点に関しても、採用担当者の話の中で、この会社の姿勢や保険商品であれば、本当に必要な保険をお客様に届ける仕事が出来ると確信したのです。
要するに、父親と採用担当者の存在が、私にこの道を選択させてくれたわけです。
最初は、この仕事に正直どんなイメージを持っていましたか？
正直、お金のことばかりの業界なのかな？と、あまり良いイメージではありませんでした。
銀行員だった当時、よく生命保険業界からのヘッドハンティングを受けていたのですが、その多くが、報酬面つまりは「金の話」ばかりで釣ろうとしていました。
偶然、当社の話を聞く機会に出会ったとき、一切お金の話が出なかったことが逆に新鮮でビックリし、素直に仕事内容の話を伺うことだけに集中できました。
結果、転職を決めたのですが、その時には最初の悪いイメージは吹き飛んでいましたね（笑）
実際に働いてみて、この仕事をどう思われますか？
仕事を始めるまでは、不安半分、期待半分といった感じだったのですが、実際に９年間働いてみた感想は・・・「辛い」です（笑）長く続けるほど、ドンドンお客様が増えていき、そして、お客様とのお付き合いも深くなっていくものですから、「お客様の期待に応えるため」にと思うと、気づけばスケジュールがビッシリです。 常に勉強や、お客様とのコミュニケーションが欠かせない仕事です。私の場合、性分で仕事を後回しに出来ないため、自分の時間がなかなか取れないのが辛いです。でも、お客様との繋がりが切れたことが無く、常に自分を高めて、お客様の期待に応え続けていけるこの仕事は、やりがいもあり誇りでもあります。
これからもずっとこの仕事を続けていこうと考えていますか？
続けざるをえないですね（笑）
自分の大切な知人が、皆自分から生命保険に入ってもらっているわけですから、その時点で、皆さんの人生を背負っているのと同じことなんです。
たとえ何があったとしても、「私の都合で辞める」なんてことは考えられませんし、ありえません。
皆さんの保険金をお支払するまで、ずっとお客様のお世話をするのが保険営業マンの役目だと思っていますので、ずっと続けていきますよ！
これからこの業界に転職を考えている方に、メッセージをお願いします。
自分で目標を立てられる人、自分自身に対して責任を負うことの出来る厳しい人であれば、絶対この仕事は向いていますよ。 外からのイメージはともかく、中に入ってみれば決して悪い業界ではなく、人間関係を大切に長く続け、自分自身を高めることの出来る最良の環境だと思っています。 私の様に、不安半分でも思い切ってこの仕事に飛び込んでも、「頭」と「フットワークの軽さ」といった両輪を使いこなす努力さえ続ければ、少なくとも失敗することはありませんから、是非チャレンジしてみてください！
ご協力ありがとうございました。
